【卓球　ラバーレビュー】V15 エキストラを試打！VICTASの大人気ラバーの良さとは。

今回はVICTASのV15エキストラをレビューをしていきたいと思います。

VICTAS契約選手の多くが使用し、世界で活躍しているラバーです。

最近ではカラーラバーが解禁され、その第一弾として青色が出たことでも話題になりましたね。

値段も手頃で、最近のハイエンドラバーの中でも比較的安価です。

大会でも多く見かけるV１５エキストラですが、筆者はあまりドイツ系ラバーを使用したことがないため、新鮮な気持ちでレビューしていきたいと思います。

①商品スペック

品名	V15　エキストラ
メーカー	VICTAS
スポンジ厚	2.0mm・MAX
スポンジ硬度	47.5±3
色	黒・赤・ブルー
価格	6,820円（税込）

威力重視のエキストラ

決定打を生む威力を重視したギア

相手の球を強烈な回転とスピードで上書きして返す。
相手を打ち抜く決定打を生む、威力重視に仕上げたギア。

引用：VICTAS HP

https://www.victas.com/ja_jp/products/rubber/pinplesin/tension/v-15-extra

②商品レビュー

弾み

ドイツラバー特有の弾く感じがします。球離れが早く、よく弾みます。

直線的な弾道で飛ぶため、相手のコートに突き刺さるような弾みです。

弾むという観点に関しては良い印象です。中後陣からでも飛距離に困ることは無いと思います。

打球感

スポンジが硬めなので、打球感が硬めです。

今回はラケットも７枚合板で少し硬いため、少し球持ちが悪かったです。

インナーや５枚合板のような掴む感覚が強いラケットだと比較的打球感も柔らかくなると思います。

回転量

回転はシートが強いのでしっかりかかりますが、球離れが早いため少し回転をかけるのが難しいです。

普段筆者がテナジー・ディグニクスを使っている影響もあるかと思いますが、オートで回転がかかるタイプのラバーではないなと感じました。

球筋が直線的に飛ぶため、どちらかというと回転系ではなく、スピード系のラバーだと思います。

コントロール

弾みが強く、球離れが早い為、スイングスピードがある程度ないとコントロールは難しそうです。

弧線が強く出るタイプのラバーではない為、コントロールしたい方は、柔らかめのラケットをチョイスするか、スポンジ厚を調節して食い込ませるようにしましょう。

③技術別レビュー

ドライブ

直線的な弾道で突き刺さります。

弧線が出難い分、しっかりスイングしないと持ち味が出なさそうですが、しっかり振れた時の威力は申し分ないです。

早いピッチで卓球をする方（前陣に張り付く方）は直線的な弾道を活かしやすいと思います。

ブロック

硬い分すごくやりやすいです、相手の球に負けません。

シートが回転に意外と鈍感なので、角度さえ間違わなければミスは減ると思います。

台上技術

シートの強さがここで顕著に出ます。

台上技術全般やりやすかったです、弾むラバーなのにストップがしっかり止まります。

一番好印象だったのはフリック、シートが強く落ちないのと、直線的に飛ぶ為、変に持ち上がるということがないので安定します。

特にダブルスのレシーブでのフォアフリックがすごく良かったです。

チキータに関しても好印象です、上を捉えるイメージで振ってあげると突き刺さります。

ミート

全技術の中でカウンターと並んでトップクラスにやりやすかったです。

スポンジが硬くて、シートが強い分、ある程度の回転だったら持って行けます。

サーブ

ロングサーブが出しやすかったです。

弾みが強い分しっかり回転を入れないと台から出てしまうケースが多かったです。

しかしシートが強い分回転はかけやすいので、しっかり台に収められるよう練習は必要だと思います。

レシーブ

台上技術でも触れましたが、弾みが強い割には全体的な台上技術がやりやすいです。

自分から上回転に起こしてあげるも良し、止めるも良しなので、レシーブはやりやすくなると思います。

カウンター

シートの強さのおかげで、回転の影響を受けにくいため、かなりやりやすいです。

弾道が直線的になるため、上に吹けるということもないので、しっかり振ることができれば良いカウンターが突き刺さります。

他メーカーのハイエンドラバーと比較してもかなりやりやすく感じたので、これを使えば丹羽選手のようなカウンターが打てるようになるかもしれないです（笑）

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